繁盛看板は3つの掛け算
看板設置のポイント
1. 発見確率とは?
発見確率とは通行人にお店の存在を知ってもらう、認識してもらう確率のこと。
まずはお店を発見してもらうこと、そのためには、何のお店であるか、業態を認知してもらうことから始まります。
発見確率をアップさせるためには「通行人の自然な目線で発見できるか」がポイント。
お店の前に来なければ見えない、というのは発見確率が少ないお店です。
そのためには、文字のサイズや文字の数にも注意を配り、歩く早さや車のスピードによる人間の動体視力、周囲の色との差別化をはかることも重要です。
2. 魅力確率とは?
魅力確率は、存在をわかった上で興味を持ってもらう確率のこと。
目玉商品やお薦めメニューがすぐにわかること、常にお客様が入っていて繁盛している様子や営業感を伝えることと同時に、ショップアイデンティティを伝えることがポイントです。
そのためにも、看板の鮮度や色彩、形、文字にも注意して「店舗の魅力で集客する」ことが重要です。
魅力による集客は、値引きによる集客に比べて再来店率が大幅に高いという調査結果が出ています。店舗の強みを十分に表現しましょう。
3. IN誘導確率とは?
IN誘導確率はお店に入ってもらう確率のこと。
そのためには店舗の入口がわかりやすいこと、入口までの導線がはっきりしていること、そして安心感や信頼感があることが重要です。
IN誘導確率をアップさせるためには「お客様を不安にさせないこと」がポイントです。
中の雰囲気をわかりやすく、どういった店なのか、あるいは単価はどのくらいかを明確にすることで、お客様の不安を解消することができます。
これが最後のひと押しになるわけです。
看板設置の3原則
売上アップのツリー図をご覧ください。
新規客数アップの一部役割を担っているのが「看板」です。
発見度を高め、魅力度を高め、IN誘導を高めること。
これが繁盛する看板の3原則です。