箱文字(立体文字/チャンネル文字とも言います)は、
視認性が高く存在感があり、様々な用途に使われるサインです。
素材ごとに特長がありますので、目的や設置場所に応じて選択します。
ステンレス素材のまま使用
◎ステンレス素材のままで使用する利点は、高級感、落ち着きを醸し出せることです。
◎鏡面やヘアラインなどの表面加工処理ができます。
◎価格は塗装はフィルム貼りや塗装に比べて比較的お安くなります。
◎強度は高いです。
ステンレスに表面塗装
◎ステンレス素材は基本的にシルバーで単色ですが、表面に塗装することによって独自色が表現できます。
◎ただし、色の光沢はフィルムより劣ります。
◎価格は素材のままで使用するより若干高くなります。
ステンレスに表面フィルム貼り
◎表面塗装より光沢を出して色をつけたい時にはフィルム貼りが有効です。もちろん、ツヤ無しのフィルムを貼ることも可能です。
◎表面塗装よりフィルム貼りのほうが色の表現があざやかになります。
◎価格はここまでの3タイプのなかで一番上になります。
◎強度はありますが、フィルムの経年劣化があります。
スチール
◎コスト優先で箱文字を作りたい場合にはスチール(亜鉛鉄板)を使用します。
◎ステンレスよりも安価で製作できます。ただし、耐久性はステンレスより劣ります。
◎表面の処理はステンレス同様、塗装またはフィルム貼りができます。
◎加工のための設備もステンレスより安く、加工も容易です。そのため低価格になります。
◎内部にLEDや蛍光灯を取り付けて電飾にすることもできます。
アルミ複合板
◎低価格で切文字を表現したい場合にはアルミ複合板(厚み3mm)がおすすめです。
◎ステンレスの箱文字は厚み10mm〜200mm程度に製作可能ですが、それだけにコストがかかります。アルミ複合板は、コストを掛けずに切り文字に使用できます。ステンレス箱文字よりお安くなります。
◎表面はフィルム貼りが一般的です。
◎強度はありますが、フィルムの経年劣化があります。
カルプ
◎カルプとは発泡スチロールのような素材の表面にアルミ複合板を接着したもので、色はフィルム貼りで表現します。
◎厚みはステンレス同様10mm〜50mm程度まで製作可能です。
◎価格はステンレスより安く、アルミ複合板よりは高くなります。
◎強度はステンレスより劣ります。