静岡看板.com【スタッフブログ】
- ドーピングから想うこと
- 2016年9月5日
古賀です。
オリンピックも終わり次はパラリンピックが始まります。
今日はドーピングの話しです。ロシアは国ぐるみで薬物依存のようです。中国も順じているようです。ドーピングは世界にまん延しそうです。旧東ドイツ時代の陸上女性選手は少女のころから男性ホルモンを打ち続け、姓転換しなくても今は男性になってしまいました。ひどい話です。
そこで今から10数年前にアメリカのスポーツ選手にアンケートを取りました。
その内容は試合に勝つため、記録を伸ばすためなら、薬物、筋肉増強剤、ホルモン剤等に頼るかどうかの質問でした。なんと依存したいと答えた選手は60パーセント以上もいたそうです。
驚きです。ひょっとするとこれは10数年前の話ですから、今はもつと数字が上がるでしょう。
ここから本題です。 日本人選手はオリンピックも含めて国際大会でドーピングに引っ掛かったのは一人もいません。これが日本人の自覚と誇り、潔さ、精神性の素晴らしさです。勝つためには、記録を伸ばすためには、目的のためなら手段を選ばずという、ひきょうな心がはびこっているのが世界の事実かもしれません。
礼に始まって礼に終わる・・・勝っても謙虚に負けた相手を思いやる、手を救い伸ばす、これこそメダルの色と比較できないことと思います。「心を高める」ことが基本です。
国別にドーピングの選手のリストを公表するといいですね。