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- 大砲を使ったチャイコフスキー作曲「大序曲1812年」
- 2022年4月15日
古賀です。
どうなるのでしょうか?ロシア・ウクライナだけの問題ではなく、世界・地球上人類の危機です。
今回の戦争で頭によぎったのが、チャイコフスキー作曲の「大序曲1812年」です。大変迫力ある管弦楽曲で、曲の中で大砲を使います。改めてCDを聴き直しました
曲のあらすじは1812年にフランスのナポレオンがロシアに攻め込みます。しかしロシアの冬将軍に押し戻され、敗走、ナポレオンは負けます。これを題材にチャイコフスキーが曲にしました。演奏時間15分くらいです。
●驚くのが、この曲の前半、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」(現在もフランスの国歌)が流れていたが、ロシアの大砲がとどろき、その後ロシア帝国国歌が流れ、フランス国歌はか細くなり、遂にロシアが勝ちます。ロシア正教会を思い起こす教会の鐘が勝利を祝うかの如く、鳴り響きます。演奏はクライマックスへ。全楽器ffff 最強音演奏でフィナーレ。
●この曲はフランスでは演奏されません。フランスは屈辱的です。
「世界人類が平和でありますように」