静岡看板.com【スタッフブログ】
- 自他共栄、利他の心
- 2016年12月17日
古賀です。
日本とロシア安倍首相とプーチン大統領の2日間の会談話し合いには自分も大変注目しました。しかし領土問題はハッキリ言えば簡単に返還されるようなことではありません。なぜなら、日本は戦争に負けた国だからです。沖縄しかりです。北はロシア南はアメリカです。
常に結果は原因があるからです。因果の法則は世界共通です。
ですから、これからはいい結果を得るためには、いい原因を努力してつくることです。
そのためには自利も大切ですがそれ以上に利他が大事です。昨日安倍さんは会見で柔道創始者の嘉納治五郎の言葉を引用しました。「自他共栄」の精神でお互いが歩み寄ることを述べていました。柔道愛好家のプーチンのも心に響き琴線に触れたかもしれません。
日本には相手を思いやる素晴らしい言葉が数多くあります。
例えば
先義後利者栄(江戸時代の商人出身の思想家倫理学者の石田梅岩の言葉です) 利他の心 仏教からきています 自利利他 自他共栄
石田梅岩や仏教からきているようですが、いずれも素晴らしい教えであり考え方です。
この考え方があれば世界中平和になります。一人ひとりの人生も幸福になると確信します。
プーチン大統領を見ていますと、温泉に入って疲れを取るよりも、柔道の山下泰裕さんと会っている方がずっとリラックスしている様子でした。昨晩も講道館で演武をみる席は山下さんはプーチンの左横でお互いにこやかな雰囲気がテレビからもよく解りました。
ここには書きおおせないほどありますが、世界に発信、将来を見据えてみれば2日間はいい会談だと評価できます。歴史の評価は年月が経ってからでしょう。