静岡看板.com【スタッフブログ】
- 金の玉子の職人さん
- 2016年12月28日
古賀です。
新聞記事のとおりです。東京オリンピックを控えて東京は建設ラッシュです。しかし現場を支える職人(技能工)不足です。特に左官、とび、鉄筋、型枠が特に深刻のようです。また、この職人さんが高齢化してきています。
職人は一般的に一人前になるには5年かかると言われています。しかしオリンピックは4年後です。しかも建物は3年以内に完成していなければなりません。
政府の施策が完全に後手に回っています。国土交通省はその職人の育成を5年かかるところを3年で一人前にする考えです。また、その職人・技能工を指導する指導者をこれから決めていくと言っています。3年でも遅いです。
しかも、この職人、技能工は定着率が良くありません。具体的には、高卒3年後の離職率は約5割と高いのです。
私の看板業界も同じことがいえます。
大切な事は、若い人がその仕事、業界に魅力があること、生涯をかけて働くに値すること。いずれもそれを実現するのは社長の「考え方、志」次第です。政治はいつも後追いです。